4つのテスト
事務局 〒879-1506 大分県速見郡日出町3904-6
              医療法人 久寿会 鈴木病院
TEL : 0977-73-2131 FAX : 0977-73-2132
mail : jimu@suzuki-hp.or.jp
会長加 賀 山 茂
副会長佐 藤  雪
幹事鈴 木 貫 史
副幹事臼 杵 德 二
公共イメージ委員長奥 村 元 一

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例会日火曜日19:00
会 場日出町帯刀の庄
■出席報告吉弘秀二会員
会員総数16名ゲスト1名
会員出席数10名
(例会場10名
 Zoom0名)
ビジター0名
会員出席率66.7%(10/15)出席者数11名
前々回出席率 (2月27日)
87.5%(14/16)
修正出席率 (2月27日)
87.5%(14/16)
100%連続回数0回100%通算回数392回
出席免除会員山田滋彦会員
● メイクアップ  
   事前     
   事後     
● Zoom出席  
● 欠 席 阿部真二会員、石和桂子会員
河野健二会員、奥村元一会員
佐藤  雪会員、山田滋彦会員
点鍾 19:00
ロータリーソング 我等の生業
ゲスト 鵜崎清貴様
ビジター  

会長の時間

日出RC会長 加賀山茂

ロータリーの魔法(The magic of Rotary)

1.“The magic of Rotary”は「ロータリーのマジック」か?
 次年度(2024-2025年度)のRIの会長のテーマは,“The magic of Rotary”(ロータリーのマジック)に決定されました。画像
 この“The magic of Rotary”の日本語訳が,「ロータリーのマジック」とされたことについて,異議を唱える人はいないようです。
 しかし,私は,このテーマに決められるに至った経緯を考慮するならば,ここでの “magic”は,日本語の「マジック(種明かしをしない手品・奇術)」ではなくて,「隠された自然の力を使って出来事を左右したり予測したり,驚異を生み出す技術」という意味での「魔法」だと考えています。
 以下に述べるように,次年度のRI会長のテーマを発表したStephanie A. Urchick(ステファニー・アーチック)RI会長エレクトがこのテーマを発表した時に「私たちは『magic wand(杖)』を振って呪文を唱える…」という表現をしています。この日本語訳を「マジックの杖」とか,「手品の杖」と訳す人はいないでしょう。正しい日本語訳は,「魔法の杖」です。画像
 ステファニー・アーチックRI会長エレクトの2024年1月8日の講演の日本語訳を読んでみると,その翻訳においては,“magic”はすべて「魔法」と訳されており,会長のテーマだけを「ロータリーのマジック」と訳すのは,無理があります。
 以上の理由で,次年度のRIの会長のテーマは,「ロータリーの魔法」と訳すべきだと,私は考えています。
 
 
 (1)RI2024-25年度のRI会長のテーマ(The magic of Rotary)
 
 ステファニー・アーチックRI会長エレクトは,米国フロリダ州オーランドで開催されたRIの国際協議会において,の次のように述べています(2024年1月8日)。
 「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文(incantation)を唱えるだけでポリオを根絶したり,世界に平和をもたらしたりするわけではありません。
 それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび,寄付するたび,新会員を迎えるたびに,皆さんは魔法を生み出すのです。」
 
 (2)次年度のRI会長のテーマが誕生した経緯
 
 マクマーリー・ロータリークラブ(米国ペンシルバニア州)の会員であるアーチック会長エレクトは,ドミニカ共和国で浄水器の設置活動に携わったときにロータリーのマジックを目にしました。
 そのとき,汚い水がフィルターに入り,反対側から透明な水が出てくるのを,二人の少年が見ていました。
 少年の一人が私の袖をつかんで,「もう一度魔法を見せて」と言ったのです。 もちろん,その浄水器が魔法なのではありません。浄水器を輸送し,設置し,現地のリーダーと協力してメンテナンスを行うために,私たちは懸命に活動しました。 安全な水を簡単に入手できれば自分たちの人生が変わるということを,少年たちは知っていました。私は,少しでもその力になれたと知ったことで,私の人生も変わったのです。
 この出来事が「ロータリーの魔法」という会長のテーマが生まれるきっかけとなったのです。

 

幹事報告

本日の予定
  • 外来卓話 中村学園大学 流通経済学部特命教授 鵜崎清貴様 『企業の事業承継』
  • ロータリーの輪番 梶原直樹会員
本日のゲスト
  • 中村学園大学流通経済学部特命教授 鵜崎清貴様
次週の予定
  • 3月19日(火)休会(定款第7条第1節)
今後の予定
  • 3月26日(火)クラブ協議会「クラブ創立40周年記念式典について」(例会場 鈴木病院)
  • 4月 2日(火)別府東・豊後大野・日出 合同花見例会(サンバリーアネックス 午後6時30分)
  • 4月 9日(火)会員卓話 梶原直樹会員(例会場 帯刀の庄)
  • 4月16日(火)会員卓話 石和桂子会員(例会場 鈴木病院)
  • 4月23日(火)会員卓話 河野健二会員(例会場 帯刀の庄)
  • 4月30日(火)休会(定款第7条第1節)
今週の配布物
  • なし
今週の回覧物
  • 日出町より『城下かれい祭り ご協賛のお願い』
お知らせ
  • 地区研修・協議会
      日時:4月 7日(日)午前10時~午後4時(登録 午前9時)
      場所:熊本城ホール
      出席義務者:佐藤雪次年度会長、臼杵德二次年度幹事
  • 別府市近隣7RC合同親睦ゴルフ大会
      日時:4月13日(土)午前9時37分より(OUT・IN同時スタート)
      場所:城島高原ゴルフクラブ
      表彰式・懇親会:午後6時より両築別邸
  • 別府東ロータリークラブ創立45周年記念式典
      日時:4月27日(土)午後5時~ 祝賀会午後6時30分~
      場所:ホテルサンバリーアネックス
      登録:日出クラブ会員 全員登録
  • 地区大会
      5月17日(金)
       地区大会親睦ゴルフ大会    朝8時スタート  ローレル日田カントリークラブ
       ガバナー補佐・会長・幹事会議 午後4時45分〜 パトリア日田
       希望交流会          午後6時40分〜 小京都の湯みくまホテル
      5月18日(土)
       本会議            昼12時30分〜 パトリア日田
       RI会長代理歓迎晩餐会    午後6時30分〜 マリエールオークパイン日田



例会変更
別府東RC3月14日(木)の例会は休会します
 3月21日(木)の例会は休会します
大分臨海RC3月18日(月)の例会は休会します
湯布院RC3月19日(火)の例会は休会します
 3月26日(火)の例会は大分城西RCとの合同花見例会・町内清掃のため、3月31日(日)へ変更します
大分RC3月19日(火)の例会は休会します
大分中央RC3月19日(火)の例会は休会します
中津中央RC3月19日(火)の例会は休会します
 3月26日(火)の例会はお花見例会のため、18:30~丸清へ変更します
大分城西RC3月20日(水)の例会は休会します(法定休日)
大分東RC3月21日(木)の例会は休会します
別府RC3月22日(金)の例会は休会します
大分南RC3月22日(金)の例会は休会します
別府北RC3月27日(水)の例会は変更のため、ホテル別府パストラルにてMUします

ロータリーの輪番 梶原直樹会員

3月7日で入会1年 振り返って雑感画像

⭕️緊張した例会
今日はバトルがないかどうか…と最初の頃は緊張に連続でしたが…
・言うべきことは言う。鈴木先生曰く…
・常に緊張した時間〜佐藤さんの名進行ぶり

⭕️よくわからなかったロータリークラブだが、奉仕の精神で多くの活動。〜④みんなのためになっている!
・子ども食堂〜総出で盛り上げる体制
・花育〜情操教育
・善行表彰や防犯パトロール

⭕️とにかく皆さん優しい〜③好意と友情を深める!
・アットホームな感じが漂い好意的に対応してくれる
・杵築の木元園長が一時入会を考えた所以はここにある
・Aidanがまたソフトとフグの参加を硬く決意している

みなさんの強い結束力で今度の40周年式典を成功させたいと思う今日この頃です。


ニコボックス

本多和夫会員(T): 先日、21回目の結婚記念日を迎えました。長男が大学からちょうど帰省していたので、家族全員で食事会をすることができました。
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鈴木貫史幹事(W): 帯刀会員、美味しい食事の提供有難うございます。本日は少し遅れました。それらを含めてダブルでお願い致します。
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1.事業承継の背景と重要性
 (1) 大分県内の中小企業の現状と課題
大分県には,約36,729社の企業が存在しており,常用雇用者数は, 約258,279人である。そのうち,中小企業は, 36,687社(99.9%)であり,雇用者数は,213,163人(82.5%)となっている。
確かに,中小企業の雇用者数は,増加しているが,小企業では減少傾向にあり,中小企業の企業者数は減少傾向にある。
 (2) 事業承継の重要性
中小企業は,日本の全企業数の99.7%を占めており,地域経済や社会を支えている。ところが,現在,中小企業の経営者の高齢化が進んでおり,多くの企業が事業承継のタイミングを迎えている。
したがって,後継者不在問題や経営者の退職による事業の持続性を考える上で,円滑な事業承継が極めて重要となっている。
(3) 事業承継の種類
 事業承継には以下の3つの種類がある。
 ① 親族内承継:家族や親族による承継
  親族内承継では事業承継計画を作成し,後継者と協力することが重要である。
 ② 従業員承継:従業員が後継者となる承継
  事前準備の必要性の認識をしたら,早い段階からの準備が重要であり,後継者の教育や税金対策などを考慮しつつ,計画的に進める必要がある。なぜなら,後継者の育成には5年~10年の期間が必要だからである。
 ③ M&A(第三者承継):他社との合併や買収による承継
  第三者への承継(M&A)では,高い企業価値を維持し,譲渡企業として魅力的になるよう努力する必要がある。税務や法務の専門家と協力し,事業承継計画に基づいて実施することが大切である。

2.事業承継のステップとポイント
事業承継をするためには,それに先立って,事業の現状の把握が大切である。まず,経営状況・経営課題の「見える化」を行い,自社の弱みと強みを明確にし(SWOT分析などを行う),経営資源を整理しなければならない。その上で,事業承継に向けた経営改善,自社の成長を促すための組織体制の再構築や生産性の向上に努めなければならない。
(1)後継者選定のポイント
 ① 実務経験と経営能力
  後継者は自社の現場業務を理解し,経営者としての資質を持っている必要がある。部署ごとの業務経験を積ませることで,実務知識を身につけさせることが大切である。
 ② 経営を受け継ぐ覚悟
  経営者には責任が伴う。後継者は経営者としての覚悟を持ち,会社の未来に対する責任感が不可欠である。
 ③ 経営理念の理解と共感
  後継者は企業の経営理念やビジョンに共感し,理解していることが重要であり,経営者の考え方や方針を共有できる人物を選定しなければならない。
 ④ リーダーシップと決断力
  後継者は組織を引っ張るリーダーシップと重要な場面での決断力が必要。慎重に候補者の態度や行動からリーダーシップを判断しなければならない。
 ⑤ 選定後の育成計画
  後継者の育成には時間がかかる。候補者ごとに育成計画を立て,経験を積ませることが大切である。
(2)事業評価と資産評価に基づいて事業承継
 ① 売買(事業譲渡・M&A)
  先代事業者の事業用資産・債務を後継者や第三者に売却する方法。この場合には,譲渡所得税の課税対象となる
 ②贈与
  先代が存命中に後継者に無償で事業用資産・債務を譲る方法。この場合には,贈与税が課される
 ③相続
  先代が亡くなり,相続人や遺言によって事業用資産・債務が移転する場合」この場合には,相続税が課される。
(3)法的手続きと税金対策
 ① 先代の廃業手続き:事業を廃止する際の税務手続きを行う。
 ② 後継者の開業手続き:後継者が事業を開業する際の税務手続きを行う。
 ③ 名義変更の手続き:事業用資産の名義を後継者名義に変更する。
 ④ 税金対策
 ・個人版事業承継税制:後継者が先代から一定の事業用資産を取得した場合,贈与税や相続税の納税を猶予または免除する制度がある。
 ・生前贈与:先代が存命中に無償で資産を後継者に譲る方法があるが,この場合,贈与税が課される。

3.成功事例と失敗事例
(1) 他の企業での成功した事業承のケーススタディ
 ① 親族承継:後藤製菓
 https://www.oita-hikitsugi.go.jp/casevideo
 ② 親子承継:トラベルイン吉富
 ③ 第三者承継:株式会社クリエイツによるぶたまんの店幸崎本店 
(2) 失敗から学ぶポイント
 ① 経営者の体調急変
 ② 多額の相続税
 ③ 後継者以外の本心を見極める(コミュニケーション

4.第2創業に向けた戦略とアプローチ
(1) 新たなビジネスモデルの構築
 ① 事業承継を契機に既存事業を廃止し,新分野に挑戦するもの
 ② 業態転換や新事業・新分野に挑戦するもの
(2) リスクとチャンスのバランス
〇メリット
 ①資金調達を行いやすい
 ②既存の経営基盤を活用することで失敗のリスクを低減できる
 ③既存事業との相乗効果を期待できる
●デメリット
 ①社内で反対が生じる可能性がある
 ②既存事業の業績悪化につながる可能性がある
 ③設備や人材の二重投資につながる可能性がある

5. 地域資源と連携
(1) 地域の経済発展と事業承継の関係
 ① 若手起業家の育成と支援:大分県内での若手起業家の育成をサポートするプログラムを展開することで,新たなビジネスの創出を促進し,大分県や商工会議所との連携により,若手起業家を支援するプラットフォームを構築する。
 ② 産業クラスターの形成:企業や研究機関、教育機関が連携してクラスターを形成することにより,イノベーションと競争力の向上を図る。例えば,観光,農業,温泉,医療,ITなど大分県が得意とする分野でクラスターを形成し,相互協力を行う。
 ③ 地域資源の活用:大分県の自然資源や文化資源を活用したビジネスモデルを構築することで,地域経済の活性化を行う。例えば,温泉地域の観光プロモーションや特産品の開発や特産品や伝統工芸品の再評価
(2) ロータリークラブとの連携
ロータリークラブの原点を踏まえた倫理的行動規範,職業奉仕の考え方や取り取り組みへの理解を共有することが重要となる。

6.参考文献
経済産業省(2022)『事業承継ガイドライン』
(https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/download/shoukei_guideline.pdf)参照:2024.0310
大分県商工観光労働部HP
(https://www.pref.oita.jp/soshiki/14.html)参照:20240310
事業承継・引継ぎ支援センター
(https://shoukei.smrj.go.jp/#case_introduction)参照:2024.0310
栗林栄太(2022)『中小企業における事業承継』2022 年度博士課程請求論文

                                (以上まとめ 加賀山茂会長)


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