4つのテスト
事務局 〒879-1506 大分県速見郡日出町3904-6
              医療法人 久寿会 鈴木病院
TEL : 0977-73-2131 FAX : 0977-73-2132
mail : jimu@suzuki-hp.or.jp
会長奥 村 元 一
副会長佐 藤  雪
幹事臼 杵 德 二
副幹事河 野 健 二
公共イメージ委員長宮 﨑 仁 史

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例会日火曜日19:00
会 場日出町ホテル&リゾーツ別府湾
■出席報告秋吉尚康会員
会員総数14名ゲスト1名
会員出席数10名
(例会場9名
 Zoom1名)
ビジター0名
会員出席率76.9%(10/13)出席者数11名
前々回出席率 (12月21日)
61.5%(8/13)
修正出席率 (12月21日)
61.5%(8/13)
100%連続回数0回100%通算回数375回
出席免除会員山田滋彦会員
● メイクアップ  
   事前     
   事後     
● 欠 席 本多和夫会員、永井雅充会員
佐藤  雪会員、山田滋彦会員
点鍾 19:00
ロータリーソング 我等の生業
ゲスト 大塚英一様
ビジター  

会長の時間

日出RC会長 奥村元一

フグ毒について(その1)

 先週の新年会、お疲れ様でした。
 新型コロナの変異種オミクロン株による感染が、現在国内では異常なペースで進んでおりますが、アメリカなど海外では頭打ちになってきたとも伝わってきます。3回目のワクチン接種と、治療用の飲み薬が次々承認されつつあり段々と効果が出てきているのではないでしょか?
 さて、今日は新年会にもオークション出品した「フグ」 についてのお話です。それも、フグ毒についてお話致します。
 
1 テトロドトキシン(TTX)の構造と毒性
 フグ毒の正体は、テトロドトキシン(TTX)と呼ばれる物質で、ごく低濃度で神経や筋細胞の膜表面にある電位依存性ナトリウムチャネル を選択的に塞ぎ,活動電位の伝導を阻害する。毒力は約 5,000 MU/mg〔1 MU(マウスユニット)は体重 20 g のマウスを 30 分で死亡させる毒量〕で,ヒトに対する最小致死量は 10,000 MU(約 2 mg)程度とされています。
 青酸カリの数百~1000 倍の毒性をもち,低分子の自然毒の中では最強の部類に入り。ヒトが中毒すると,唇や舌の先のしびれが食後 20 分から 3 時間程度であらわれさらに四肢のしびれ,知覚麻痺,言語障害,呼吸困難などを呈し,重篤な場合は呼吸麻痺で死亡します。致死時間は4~6 時間が最も多く,長くても約 8 時間で,それを持ちこたえると急速に回復します。体内の TTX はいずれ分解ないし排出されるため,後遺症は残りません。
 今のところ TTX に対する解毒剤や特効薬はなく,もし中毒になった場合は直ちに設備の整った病院に運び,体外への毒の排出を促すとともに,人工呼吸器を使用して呼吸循環系を適切に管理する以外,効果的な治療法はありません。
 
2 フグの毒蓄積機構
 フグは孵化時から無毒の餌を用いて人工飼育すると無毒になるが,そのような無毒個体にTTX を経口投与すると毒化します。フグの毒化は細菌起源の食物連鎖を介する外因性のものと考えられるようになりました。
 自然界でTTX を持っている物としては、カエル,ヒョウモンダコ,肉食性巻貝ボウシュウホラ貝,腐肉食性小型巻貝類,ヒトデ,カブトガニ等です。そして、このフグ毒保有生物から分離された数種の海洋細菌に相次いで TTX 産生能が見出され,フグ毒の起源は海洋細菌と考えられるようになりました。
 これらの知見に加え,フグの毒性には著しい個体差や地域差がみられること,TTX はフグの餌生物にも広く分布すること,ボウシュウホラ貝については有毒ヒトデを食べることによりTTX を蓄積することから食物連鎖による蓄積と言えます。
 
 
 フグのお話は、一回の時間では足りませんので、次回はTTX 保有生物における TTX の役割と、日本独自のフグ食文化についてお話ししたいと思います。



幹事報告

本日の予定
  • 外来卓話 豊岡小学校校校長 大塚英一様
         『教育内容の変化、教職員を取りまく現状(コロナ禍を含)、地域・保護者とのかかわり』
本日のゲスト
  • 日出町立豊岡小学校校校長 大塚英一様
次週の予定
  • 1月25日(火)会員卓話 河野健二会員
           (ゲスト:パストガバナー髙山泰四郎様、穐田英一郎様 大分1985RC)
今後の予定
  • 2月 1日(火)外来卓話 溝部学園理事長 溝部 仁様
  • 2月 8日(火)会員卓話 佐藤 雪会員
  • 2月15日(火)外来卓話 大分県議会議員 嶋 幸一様
  • 2月22日(火)休会(定款第7条第1節)
今週の配布物
  • 週報(第1747回分)
  • 大分臨海ロータリークラブより『創立50周年記念講演会 記念式典祝賀会のご案内』
  • ハイライトよねやま 262
今週の回覧物
  • 第9回 日出町小中学生善行表彰 推薦書(全7校分)
  • 地区事務所より『米山学友里帰り(ホームカミング制度)について』
お知らせ
  • (*)1月14日(金)宇佐八幡ロータリークラブ外来卓話
      出席:加賀山茂会員、臼杵德二幹事
  • 第9回 日出町小中学生善行表彰
      日時:1月27日(木)午前 8時25分~ 日出小学校
         1月31日(月)午前 8時10分~ 大神中学校
         2月 1日(火)午前10時20分~ 川崎小学校
         2月 1日(火)午後 1時10分~ 豊岡小学校
         2月 8日(火)午前 8時25分~ 大神小学校
         2月 8日(火)午前10時30分~ 藤原小学校
         2月 9日(水)午後 1時10分~ 日出小学校
  • 次年度(2022-23年度)地区補助金管理セミナー
      日時:1月29日(土)午後1時~4時 Zoom開催(受付は正午から)
      登録:宮﨑仁史会長エレクト、加賀山茂クラブ戦略委員長
  • 大分1985ロータリークラブへ外来卓話
      日時:2月14日(月)午後12時30分~
      場所:トキハ会館
      出席:加賀山茂会員、臼杵德二幹事
  • PETS
      日時:3月12日(土)午後1時30分~3月13日(日)
      場所:熊本城ホール会議室、ANAクラウンプラザホテル熊本(懇親会)
      出席:宮﨑仁史会長エレクト
  • 大分臨海ロータリークラブ50周年記念講演会 記念式典祝賀会
      日時:5月15日(日)午後2時~ 記念公演(iichiko 音の泉ホール)
                 午後6時~ 記念式典祝賀会(ホテル日航大分オアシスタワー5F)


例会変更
別府東RC1月20日(木)の例会は12:30~サンバリーアネックスへ変更します
大分南RC1月21日(金)の例会は休会(定款第7条第1節)します
中津平成RC1月27日(木)の例会は12:30~ヴィラルーチェへ変更します

委員会報告

     日出町小中学生善行表彰について  宮﨑仁史会員

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ホテルからのお願いですが、大分県がコロナのステージⅢになったら、食事の提供をお断りさせてください。

善行表彰についてですが、先週参加希望を募りましたが、先程、大塚先生に伺ったところ、各学校校舎内への部外者立入禁止措置が取られるとのことで、賞状と記念品の準備が出来ましたら、会長、幹事、青少年奉仕委員長の3名にてお届けに廻りたいと思います。ご一任いただけますでしょうか?(例会参加者 賛同あり)あくまで、学校の意向に沿っていきたいと考えております。



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1.教育内容の変化(学習指導要領等)
 皆さん方の頃の小学校と比較すると,現在の小学校は,学習指導要領が劇的に変わったこともあり,すっかり様変わりしています。高度成長期にあって,均一な人材を育てればよかった時代から,個人の特性を活かし,世界に通用する人材を育成するための個別最適化教育へと大きく舵が切られているからです。
 例えば,教科科目については,従来の国語・算数,理科・社会,音楽・図画工作,体育,家庭(5・6年)の他に,新たに,生活科(1・2年),外国語活動(3・4年),外国語(5・6年)が加わりました(外国語は,実質的には英語です)。道徳も「特別の教科」へと位置づけが変わりました。総合的な学修の時間(3~6年)も追加されています。
 学習方法も大きく変わりました。以前とは異なり,先生が一方的に授業をするのではなく,アクティブ・ラーニングといって,子どもたちに主体的で対話的で深い学びをさせるように先生方が指導することになりました。
 教育の目標も,以前のように①確かな学力,②豊かな心,③健やかな体というような結果重視ではなく,①実際の社会や生活で生きていくための知識及び技能の育成,②未知の状況にも対応できる思考力,判断力,表現力の育成,③学んだことを人生や社会に活かそうとする学びに向かう力・人間性の育成というように,社会の変化に対応できるための「生きる力」を育むこと,および,そのプロセスが重視されるようになっています。
 
2.教職員を取り巻く現状(コロナ禍を含)
 授業時間がこれまで6年間で5,645時間が標準とされていたのに対して,現在では,6年間で5,785時間が最低に必要な時間となり,授業時間の確保が厳しくなりました。
 授業の方法も,一方的で一律の授業ではなく,先生方は,生徒を新しい主体的・対話的で深い学びへと導くために,タブレット端末を駆使した授業形態への対応が求められています。
 授業内容も新学習指導要領への対応が求められており,そのために勤務時間が長くなり,教職員のなり手が返照するという事態が進行しています。
 このため,教職員の労務環境の改善・働き方改革の必要性が緊急の課題となっています。そこで,学校段階では,事業時間の確保のために,夏休みの1週間短縮とか,持ち帰り仕事をなくすための勤務時間管理,地域人材活用が検討されています。教育委員会でも学習指導員の制度の活用,教科担任制の導入,1年生30人学級の導入が進行中であり,国レベルでは,35人学級の段階的実施が進められているところです。
 
3.本校の子ども様子や地域・保護者の方との関わり
 (1) 学校生活では,コロナ禍での臨時休業,分散登校,マスク・手洗いの励行,給食時の黙食,全校集会を包装で行ったり,家庭科実習,音楽,体育の制限というように,子どもたちは,これまでとは違った経験を積みました。
 (2) 家庭との連携では,家庭での検温依頼,具合が悪い場合の出席停止扱い,PCR 検査をした場合の結果の連絡,分散学校公開・授業参観,PTA役員会を体育館で開催するなどの工夫をしました。
 (3) 学校行事も,運動会延期・午前中開催・人数制限,入学式・卒業証書授与式人数制限,遠足中止,キャンプ中止・延期,修学旅行県内変更や日帰り,水泳授業なしなど,大きな制約を受けました。
 (4) そのような環境の下でも,子どもたちは,マスクを着用しての話し合い活動,タブレットを使った活動,地域・保護者とのかかわりを積極的に進めてきました。
 
(加賀山茂会員まとめ)